社会とのかかわり
お客様、従業員、地域社会などのステークホルダーとより良い関係を築く活動を行っています
SBSグループの企業活動は、さまざまな利害関係を有する方々とのかかわりのなかで進められています。SBSグループでは、サービスを提供している「お客様」をはじめ「株主・投資家」、ともに働く「従業員」、そして調達先や委託先などの「取引先」や、事業展開をする「地域社会」を主なステークホルダーと位置づけています。
ステークホルダーに対しては、「お客様第一主義」「適正な情報開示」「働きやすい職場づくり」「パートナーシップ」「地域社会への貢献」をお約束し、ステークホルダーとのさまざまな対話を通じて企業活動に反映するとともに、企業市民として法令・マナー・モラルの遵守、環境保全、社会貢献を行うことなどを行動基準として定め、社会との共生に努めています。
SBSグループの自治体支援活動
SBSグループは、自治体が取り組む地方創生事業に対し、企業版ふるさと納税や施設へのネーミングライツなどの制度を活用しながら支援を行っています。
女性アスリートのキャリア支援（宮崎県新富町）
日本女子プロサッカーリーグ「.WEリーグ」への参入を目指す宮崎県の女子サッカークラブ「ヴィアマテラス宮崎」の選手を町職員として雇用して、女性アスリートのプレー環境整備やデュアルキャリア支援活動を行う宮崎県新富町の取り組みに賛同し、支援を行っています。
提供：ヴィアマテラス宮崎
「みんなのロケットパートナーズ」加入（北海道大樹町）
北海道大樹町で官民一体となり進められている「宇宙のまちづくり」に賛同し、新型ロケット「ZERO」の完成および宇宙輸送事業の立ち上げに参画すべく、「みんなのロケットパートナーズ」活動に加入しています。
提供：インターステラテクノロジズ株式会社
球技場のネーミングライツ（京都市）
京都市が所有する吉祥院公園球技場において、ネーミングライツにより「SBSロジコム吉祥院公園球技場」の名称を使用させていただいております。今後、少年少女のサッカートーナメントなどへの協賛を通じて、アマチュアスポーツの発展を支援してまいります。
品質マネジメントシステム
SBSグループでは、グループ各社が品質マネジメントシステムを構築し、輸送・サービス品質の維持・向上に努めています。品質マネジメントシステムの体系的な要求事項を示す国際規格であるISO9001をはじめ、情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格のISO27001、個人情報保護に関するプライバシーマーク、さらにはJAS有機農産物小分け認証、引越安心マークといった認証も適宜取得しています。
※認証の取得状況はP53-54のCSRデータでご覧いただけます。
改善活動の展開
SBSグループにはさまざまな改善活動があり、その活動成果の顕彰と、優れたノウハウの共有を目的とする「改善大会」が開催されています。SBSリコーロジスティクス(株)では経営課題を取り込んだ「KAIZEN」「改革」をテーマにした「グローバルKAIZEN大会」を行っています。また、SBSゼンツウ(株)は4温度帯の食品宅配を担当する生活物流部門において、働きやすい職場づくりのための「改善事例発表会」と宅配の接客スキルを競い、学ぶ「接客達人コンクール」、そしてSBSフレックネット(株)では、より良いサービスの提供と、より良い労働環境を目指すことを目的とした「業務改善発表会」があり、それぞれが気づき・学びを共有する場であるだけでなく、企業風土・文化を醸成する場として位置づけられています。
情報の提供
SBSグループでは、委託された業務に関する情報開示は元より、お客様を中心にさまざまな情報を提供することでステークホルダーからの信頼獲得につなげています。
SBSロジコム(株)が発行しているお客様向け物流広報誌「LOGILINK(ロジリンク)」は、企業や団体、官公庁において物流に関わる責任者・担当者様向けに、物流のソリューション事例や最新情報など役立つ情報を発信するメディアとして好評を得ています。SBSロジコム(株)の物流サービスのノウハウ・機能からスタッフの創意工夫までわかりやすく紹介されており、SBSロジコム(株)の物流企業としての総合力がわかる一冊です。
統合報告書
SBSグループの統合報告書をPDFでご覧いただけます。
