コーポレート・ガバナンス

コーポレート・ガバナンスの基本的な考え方

 当社は、コーポレートガバナンスの充実を「経営課題の一つ」と捉え、創業の精神にもとづき定めた「SBSグループ行動憲章」の実現をとおして、株主、従業員、取引先および地域社会等の利害関係者との良好な関係を維持しつつ、当社グループ全体の経営の透明性、効率性および健全性を高め企業倫理にもとづく事業活動をとおして実効性のある経営体制の構築に努めております。

SBSグループ行動憲章

経 営 理 念

  • われわれの提案するサービスによって、お客様に喜ばれ、株主に喜ばれ、そして社員の幸せにつながる会社を目指す。
  • 企業の永遠の繁栄は、人を大事にすることにある。みなが生き生きと働くことが繁栄をもたらす。
  • 社会的責任なくして企業の発展はあり得ない。社会と共に生き、人々に喜ばれ、広く内外社会の発展に貢献する。

行 動 基 準

  1. 公正で透明性のある企業活動
  2. コーポレート・ガバナンスの推進
  3. 安全の確保
  4. 社会貢献と環境への配慮
  5. お客様第一主義
  6. 法令・規程の遵守
  7. 働きがいのある職場づくり

 なお、当社は、当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資することを目的に、グループのコーポレートガバナンスの基本的な考え方を纏めた「コーポレートガバナンス・ガイドライン」を定めております。

コーポレート・ガバナンス・ガイドライン(2023年4月1日改訂)(日本語)

 また、当社は東京証券取引所に「コーポレート・ガバナンスに関する報告書」を提出しております。同報告書の内容は下記リンク先をご覧ください。

コーポレート・ガバナンス報告書(2024年4月5日更新)(日本語)

コーポレート・ガバナンス体制

 当社の企業統治の体制の概要及びその体制を採用する理由は、以下のとおりです。

  • 当社は監査等委員会設置会社であり、株主総会、取締役会、監査等委員会、会計監査人を会社の機関として設置しております。
  • 当社の取締役会は、意思決定機関として法令及び定款に定められた事項のほか、経営方針及び経営に関わる重要事項を決定するとともに、取締役の業務執行の監視・監督を行っております。
  • 取締役会は、月1回以上開催するほか、必要に応じて臨時の取締役会を開催し、取締役による迅速かつ効果的な意思決定が行える体制としております。また、社外取締役を除く、一部の取締役は主要子会社の取締役を兼任しており、取締役会への出席をとおして子会社の重要事項の審議及びグループの意思疎通の円滑化を図っております。
  • 監査等委員会は、監査等委員である取締役3名で構成し、このうち2名が社外取締役であります。監査等委員は、月1回以上監査等委員会を開催するほか、必要に応じて臨時の監査等委員会を開催し、監査等委員以外の取締役会の業務執行や適法性を監査・監督しております。また、議長の遠藤隆を中心として取締役会をはじめとする社内の重要な会議に出席し、必要に応じて助言を行っております。
  • 当社が現在の体制を採用している理由は、次のとおりです。
    A )当社及び当社グループ会社の経営上の最大の強みである迅速な意思決定と意思決定機関の機動性の確保
    B )客観的・中立的な経営の監視による経営の健全性の堅持
  • 当社の機関の内容及び内部統制の関係図は、次のとおりです。
    コーポレート・ガバナンス体制図

内部統制システム

 SBSグループでは、コーポレート・ガバナンスの強化に努めるとともに、適正で効率的な事業運営を行うために、内部統制システムの充実に努めています。2006年(平成18年)5月には、取締役会で内部統制基本方針及び行動憲章について決議し、それに基づいて全グループを対象としたシステム構築に取り組んでおります。また、適宜、見直しや継続的な内部統制の有効性については、監査役が経営全般に関する内部統制システムを監査しております。さらに、監査役および監査部が当社ならびに各グループ会社の業務監査を実施し、その有効性を監査・検証するとともに、必要に応じて改善の指摘・指導・指示を行っております。

コンプライアンス

 当社グループは、コンプライアンスは事業の礎と位置付け、法令はもとより、社会規範およびグループ各社の定める諸規定などを遵守し、高い倫理観のもと、従業員一人一人が高いコンプライアンス意識を持って、公正かつ誠実に業務を遂行するよう、教育・研修の充実、グループ報による発信、内部通報制度の整備など、グループを挙げてコンプライアンス意識の醸成・定着に向けた活動を推進しています。

リスク管理体制

 当社グループは、リスク管理に関連するルールを定め、適切なリスク管理システムを構築しています。リスク管理を組織的に行い、当社および当社グループにおける的確なリスク管理を実施するとともに、緊急事態による発生被害を最小限に止める体制を整備しています。

情報セキュリティ体制

 SBSグループは、事業活動を通じて得たお客様およびお取引先様の情報ならびに当グループが保有する情報を的確に取り扱うとともに、これらの情報資産を適正に保護することを社会的責務であると認識し、当グループの重要かつ継続的な経営課題として取り組みます。ここに情報セキュリティ基本方針を定め、これを実践することにより、お客様をはじめとするすべてのステークホルダーの皆様から常に信頼される組織を目指します。

SBSグループ 情報セキュリティ基本方針

SBSグループは、以下に示すSBSグループ情報セキュリティ基本方針を定め、社会からの信頼を常に得るために、グループ全体で情報セキュリティに取り組みます。

  1. 情報セキュリティに関する法令、国が定める指針、その他規範を遵守します。
  2. 情報セキュリティに関する責任を明確にし、対策を実施するための体制を整備します。
  3. 情報セキュリティリスクを識別し、人的、組織的、技術的、物理的に適切な対策を実施します。
  4. 情報セキュリティに関する教育、啓発を実施し、全従業員が情報セキュリティ意識をもって業務を遂行できるようにします。
  5. 情報セキュリティに関する管理体制および取り組みについて点検を実施し、継続的に見直し・改善を行います。
  6. 平成24年6月1日 制定

Page Top